脳トレも継続②

みなさんは「脳」と聞いて誰を思い浮かべますか

養老 孟司 を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。超ベストセラーである『バカの壁』の著者ですねぇ。人間は他人の価値観や新しい価値観を排除しようバカの壁を持っていて、それを乗り越えんといかん!人間の脳を使って説明すると・・・といったような感じの本だと思います。

なんであいまいな書き方なのかというと、僕この本読んでないからです。でも、大学受験の時に予備校講師がよくこの本のことを話していたので何となくわかります。そして、『唯脳論』は読んだことがあります。養老さんの脳に対する「脳」考え方は、『唯脳論』1冊で理解できると思います。タイトルから何となく察しもつきますよね。だから、何となく書いてあることはわかるんですねぇ。違ったらごめんなさい(笑)

あともう一人、脳と聞いて思い浮かべる人は、茂木 健一郎さんですか?この人の活動はよく知りませんが、脳の紹介をしているのはテレビでよく見ます。

 

今、僕がもう一人「脳」にまつわる人を上げなさいと言われたら、間違いなく

 東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授

ですね!なんせ今「鬼トレ」やってますから!

その鬼トレ教授こと川島さんの著書『さらば脳ブーム』、脳トレを監修した人が書くとは思えない本を図書館で見つけたというのが前回のお話でした。

「なんてこったい!今まさに鬼トレやってる身としては読みたくないけど、読むしかないだろう!!」

 

 

 

だまされた!!!全然さらば要素ねぇじゃん!!!!!!!!!編集に一杯食わされた!!!!!!!!!!!

 

 

という感じです~。図書館で見つけてタダで読めたからよかったけど、もし、本屋でみつけて買ったら、編集に騙されたと思っちゃうでしょうね。この本書かれたの鬼トレの発売よりだいぶ前なんですよ。しかも川島さん自身が、新作、つまり鬼トレを作っているような趣旨のことをこの本に書いてるんです。「タイトルに「脳ブーム」ととりあえず入れとこう!」「さらば!なんてつけたほうがインパクトあるだろう!」みたいな編集の考え方がはっきりとわかりますね。それだけ脳トレがブームだったということでしょう。

じゃあ読んで損したか?というとそうでもないです。

この本の構成は大体こんな感じです。

脳トレソフト誕生秘話→5割

産学連携の大変さ→3割

川島さんの学者ならではの愚痴→2割

 

脳トレ誕生秘話の部分は読んでいてとても感心しました。「とりあえず足し算引き算させとけば脳が鍛えられるだろう」といったゲームではないことがわかりました。さすが脳科学者。ちゃんと実験と研究に基づいています。認知症の方を対象にした計算ドリルの実験でしっかりと成果が出た後に、ゲーム制作の話が持ちあがったというので、信頼できるゲームではないのでしょうか。

産学連携の話は、川島さんの人の好さというか、研究者としての理念が読み取れる部分となっております。川島さんは、研究者はただ研究していればいいのではなくて社会に還元しなければならない、といったことを語られています。その手段の1つがゲームだったのでしょう。また、ゲーム売り上げに対するロイヤリティとして12億を受け取ったが、すべて大学に寄付したのは有名な話ですが、そこのところにも少し触れてあります。

愚痴の部分は、研究者ならではのといった感じで、新鮮でした。僕はそういった事情はよくわからないので、うまく説明できません。しかし、川島さんが科学者として常に振る舞おうというしている心意気みたいなものをこの本からは感じ取れました。amazonのレビューをちらっとみたら愚痴の部分に対して「残念だ」といった評価が見られました。しかし、僕は愚痴が素直に書いてあるからこそ、あちらの世界の事情や川島さんがどんな人なのか少しでも理解できたのでよかったと思います。

 

本を読んだのが結構前で、しかも流し読みだったので、詳細までは覚えていません。しかし、脳トレを語る上で川島さんはその立役者ともいえる人です。鬼トレ・脳トレをしている人は読んで損はないですよ!

 

ところで僕の鬼トレ事情はようやく3バックが安定して解けるようになってきたところです。。。 おわり

 

さらば脳ブーム (新潮新書)

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