臨床検査技師とは

ファミレスのバイト先の女の子は大学で臨床検査技師の勉強をしているらしい。僕は、閉めの作業で、掃除や片付けがメインのお仕事。そして、消費期限が切れる食品を並べるのも仕事のうちの一つ。その並べた食品をその女の子がジロジロ見てるからいったい何をしてるのかと思えば、寄生虫を探しているらしい。寄生虫が好きなんだって。古文で言う「うつくし」なんて感情なのかね?びっくりして、とんでもない子だなぁという印象を持ったけど、なんと寄生虫のノートまであったので、大学で学んでいることなのだろう。 

お医者様であるパピーに臨床検査技師のことについて聞いたら、「寄生虫調べたりするねぇ・・・まぁ、医者の手伝いかな?他には・・・事件現場なんかで、細胞を調査したり・・・」みたいなあいまいな答えが返ってきた。やっぱり、寄生虫を調べるのもその仕事のうちらしいが、もうちょっと具体的に何をしているのか知りたいよね。

 

「臨床検査という分野は、医師が適切な診断や治療を行うには、患者様から得られた検査情報を正確に評価する必要があることから設けられたものです。これらの検査情報を得るための専門的な技術と知識をもつ職能集団が臨床検査技師です。
  臨床検査技師の業務(任務)は、医師又は歯科医師の指示の下、検体や患者様の身体から得られた検査情報を正確に分析・評価し、それを医師に報告することです。 」(川崎医療短大HPより)

医師が患者の状態を知るために行うものです。測定値を出しただけではただの数 字に過ぎません。医師の手元に戻り、診断・治療に役立てて初めて、患者情報として生きてくるのです。また、臨床検査の結果だけを見てなにかを論ずるのは非常に危険なことです。患者の状態や病態で、測定値の解釈は変わります。だから、医師の依頼がなければ検査できないことになっているのです。」(臨床検査技師って知ってますかぁ?より)

患者さんの状態を把握して報告することがお仕事なのね。医者の手伝いってそういうことですか。

 

臨床検査技師の業務内容は6つに分けられるらしい。

生物化学分析部門・生理機能検査部門・形態検査部門・感染制御部門・移植検査部門・総合管理部門の6つ。その中の感染制御部門が病気の原因である微生物に対してどの薬が有効か調べる部門で、そこの寄生虫検査も含まれていた。多分、彼女がいるフィールドはここだろう。

なるほど、ということはやっぱり病院で医師のもとで働くのが理想なんだろうか。他にも検査機関で働いたりもあるらしい。じゃあパピーの言ってた事故現場うんぬんはいったいなんだろう。ひょっとしてそれって検死官や鑑識のことと勘違いしてるんじゃあないかなぁ?

「病理学的検査は、体の組織を切り出して顕微鏡標本を作成し、組織や細胞が変化しているか、どんな、またどの程度の変化かを分類し、病因、病態を調べる検査です。」(知ってますかぁ?より)

解剖もするらしいっすよ。年配のバイトさんが、彼女が「腸がどうの~こうの~」ってはしゃいでいたのはびっくりしていたみたいで、それを聞いた僕も最初は医学部なのかと思った。だけど、検査するために解剖を手伝うこともあるらしいです。結構ハードですね・・・僕には無理かもしれない。

臨床検査技師についての最低限のことはわかったぞ。

でも、彼女が僕が熱心に調べてると聞いたら引かれちゃうかもね・・・調べたと話すのはやめておこう・・・   

おわり