ショボク!キャッツ!

日曜夜鬱モードに。家の中でただ横になっている。暗然とした雰囲気が部屋を包み込んで、せっかくの快適クーラーくんの労働を無駄にしてしまっている・・・。こういうときは外だ!外に出よう。

行く当てもなくぶらぶらと。なんの目的もなしに・・・と暗い道を暗然と歩いていたら、なんと新しい発見が。最寄の児童館の遊具が変わっていたのだ。ショボクなってる!あの、ジャングルジムや回転遊具の危険性がうんぬんかんぬんの流れなのか!?

僕の小学生の時は、大きい丸太が高いところに架かっていて、そこを手を使わないで歩けるものは最高の名誉だったのだ。名誉だけでなく、実用的でもあった。おにごっこはそこをすいすい渡れるものは水を得た魚になり、容易に鬼の手を逃れる。僕は、その丸太はどうしても手をつかないと渡れなかった。つまり、這いつくばるような、丸太を抱きかかえながら芋虫みたいに進むしかできなかった。高いから落ちたら結構痛いだよ。これだけのために僕の序列はグループ内で低かったなぁ。

こんなことを思い出したのだ。その丸太はもう無くなってしまい・・・というか全部変わってんなこれ・・・。高い場所がない、登れる場所がない・・・。さみしいですねぇ。まぁ、僕は当時は丸太が憎かったので、子どもだったら喜んだのかも。実際に落ちて怪我して泣いてるからね。僕がどんな風采だったか大体想像がつくでしょう?

さて、ここで物思いにふけながら帰ればいいものを、なぜかまた鬱屈とした気分に。なんてわがままな脳みそなんだ。「暗い気分から脱するために散歩してるのにこのままじゃヤバイ!」なんて思いながら公園に足を踏み入れたら、いたんですよそこに。猫が。3匹も。

僕は猫は嫌いじゃないですけど、好きでもないんですよ。動物全般そうなの。だからわざわざ近寄ったり、エサあげたりなんかしないのね。飼ってみたいとも思わない。動物と触れ合う機会が少ないとこういう思考になるんですかね?

だからさっさと素通りしようと思ったんですけど、あいつら僕のことじーっと見つめるんですよ。何、なんなの・・・。鳩もそうだけど貴様ら人なれしすぎじゃないのか。こんなに近づいてるのに、びくりともしないで。ただ僕の移動に合わせて頭だけゆる~~りとこちらに向けてくる。猫ってさ、なんか神聖な生き物っぽいじゃん。ほら、古代エジプトの壁画にも描かれているように、彼らはなんか特別視されてるんだよ。きっと不思議な力をもってるのでは。そんで、いま僕憂鬱でスキだらけじゃないですか。幽霊はメンタルが弱ってる人に憑きやすいように、猫もなにか僕のスキをまじまじと見つめているのではないか。

そんなわけのわからないことを半分冗談、半分本気で考えながら、少しドキドキしながら散歩終了。憂悶しなくなった代わりに、猫に対する畏れが湧いてきたのでした。

おわり